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特色

愛知県立愛知工業高校は、2010年10月1日に創立110周年を迎えました。
多くの人が産業界で活躍しています



 化学工業科は、創立当初から

110年以上の伝統のある学科です。

 

次の時代へ!

 私達のまわりは、化学製品であふれています。

化学工業科では、いろいろな化学製品を作ったり、調べることのできる社会人の養育と、地球環境やバイオテクノロジーなどの新しい見方のできる社会人の育成を目指しています。

様々な資源を、私たちが利用できるものに作り替えることが、化学工業の主な役割です。 

製品を作ればいいという時代は終わりました。

原料となる資源から、それを使い、そして古くなったり壊れたりしたときの廃棄物をリサイクルする。

このすべての過程で環境を汚さないように製品を作っていくのです。このことをライフサイクルアセスメントといいます。

こうして、地球環境の保全に貢献していくことができるのは、化学工業の特徴です。

このような産業界に従事するための基礎知識や基本的な技術・知識の修得を図るため、製造・分析などの実習や授業を通して、社会人としての実践的態度を育成していきます。



化学工業科 概要


化学工業系の専門科目(座学)

化学工業科で学ぶ化学系の専門的な科目には、

化学工業に必要な基礎的な化学を学ぶ 「工業化学」

物質の量や熱量の計算をしたり、化学工場の装置のしくみや取り扱い方について学ぶ 「化学工学」

地球環境問題や環境保全に関する化学技術について学ぶ「地球環境化学」

があります。

工業系の専門科目(座学)

 工業の事象を理解する「工業数理」

工業製品に使用されているいろいろな材料について学ぶ「材料技術基礎」

工場の機械や装置の組み立てや制御などについて学ぶ「生産システム技術」

工場の生産管理や品質管理、安全衛生などについて学ぶ「工業管理技術」

があります。


実技を伴う専門科目(実習)
 
1年生は、3つの実技を伴う科目があります。

 ①工業技術基礎


 





「工業技術基礎」ではガラス細工や七宝焼きなどのものづくりに関する工業の基礎的な実習をします。



 ②情報技術基礎








「情報技術基礎」では化学の用語の入力やコンピュータに関する基礎知識を身につけ、情報技術検定3級の練習問題などを行います。

 ③化学工業実習
 1年生では定性分析や定量分析の基礎を学ぶほか、楽しい化学実験なども行います。








 

 2年生の化学工業実習では、機器を使った分析や物理化学、電気化学、化学合成といった実習が加わります。


















 3年生では、環境、バイオ化学、化学工学の実習が加わります。









 課題研究



 3年生の課題研究では、少人数で工業に関するテーマをについて、競技大会や作品展などへの参加も含めたものづくりを主とした作品製作や調査、研究などを行います。

資格・検定・顕彰制度

  毒物劇物取扱責任者(化学系科目30単位以上取得で有資格者になれる)

化学工業科で化学系科目を30単位以上取得して卒業すると、毒劇物取扱者の有資格者になることができます。

計算技術検定3級、情報技術検定3級、丙種危険物取扱者、乙種第4類危険物取扱者は1年生で全員が受験します。そのほかに、2年生での化学技術検定試験を受験します。

そのほか、各種の国家資格や検定にも多くの生徒が合格しています。

また、資格を数多く取得すると顕彰制度による表彰があります。


化学工業科の卒業生


日本を代表する大手企業の『生産』・『管理』・『研究』部門で活躍しています。普通科、商業科、農業科、家庭科よりも求人数が大変多く、就職難と言われる現在でも、必要な求人数は確保されています。

 また、4年生大学などに、推薦入学制度などを利用して進学する生徒もいます。

進学希望者がすくないため、推薦枠の競争もほとんどありませんので、普通科よりも有利に推薦枠を得ることが可能です。


堀川エコロボットコンテスト
 
  3年生の課題研究で毎年、堀川エコロボットに参加しています。
 場所 名古屋市 堀川 納屋橋周辺
 
 堀川エコロボットコンテストは、名古屋の母なる川「堀川」の浄化・美化に「ものづくり」の心で挑戦するエコロボットのコンテストです。

H29 名古屋市長特別賞
H28 名古屋港管理組合賞特別賞
H27 瀬戸信用金庫理事長賞
H26 中部圏社会経済研究所 代表理事賞
    名古屋商工会議所会頭賞
H24 愛知県知事賞受賞
H23 名古屋工業大学学長賞
H22 キュートデザイン賞 エコ人力賞
H21 中部産業・地域活性化センター会長賞
     財団法人中部科学技術センター会長賞
H20 愛知県工業高等学校長会会長賞

 

 

2012 Ene-1 GP SUZUKA KV-40

 日時 平成24年8月 5日
 場所 鈴鹿サーキット
 鈴鹿サーキット(一周5.8km)を乾電池40本で3周走り各周のタイムを競うというものです。
  高校生部門:5位でした。

 
1からカウルを作ったり駆動部分を新しくしたりと時間がかかり大会ぎりぎりに完成した。レースも豊橋よりも出場校が多く早そうな車が多い中いい結果が残せたのでとても嬉しかったです。

























第10回 高等学校エコカーレース総合大会燃料電池部門
~First Project(豊橋)~

 日時 平成24年6月1日
 場所 ゆたか自動車学校
 
 
決められた水素量(20L)で45分間で自動車学校のコースをどれだけの距離を走れるかを競うレースです
 
燃料電池部門:優勝
 副賞:スイカを頂きました。

燃料電池部門
   H24 優勝
   H23 準優勝
   H22 優勝
   H21 3位入賞
   H20 優勝
   H19 準優勝


























FURIMOに掲載されました。

 


























ワールドエコノムーブ

 
 場所 秋田県 大潟村:ソーラースポーツライン

 燃料電池部門で3位入賞




総合競技大会

今年の試験内容は、水に含まれるカルシウムイオンの濃度とマグネシウムイオンの濃度を調べる試験でした。

「愛知県総合競技大会 化学分析競技の部」
H29 
団体  3位
H28 健闘およばず
H27 団体 
2位
H24 団体 
3位
H23 団体 優勝

過去に6年連続 団体優勝 

個人過去に5回
優勝


「高校生ものづくりコンテスト 化学分析部門」
   H27 東海大会 6位
   H23 東海大会 5位
   H22 東海大会 
優勝 
       全国大会 
準優勝
   H21 東海大会 3位 
   H20 東海大会 4位
   H19 東海大会 
優勝 全国大会 6位
   H18 東海大会 
準優勝
   H16 東海大会 
優勝 全国大会 
優勝 

 






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