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学習内容

 セラミック系学科では、工業の各分野に共通して必要とされる基礎的・基本的な知識と技術を習得したうえで、技術を体得する「実習」や課題解決を図る能力をはぐくむ「課題研究」を主軸として、伝統的な陶磁器から先端技術を支える材料であるファインセラミックスまで、やきもの技術やものづくりに関する幅広い分野について学びます。

 

授業科目

工業技術基礎

 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって学びます。この過程で、工業の意義や役割を理解し、各分野の技術への興味・関心を高めます。

 

実習

 各分野の技術を実際の作業をとおして総合的に習得し、技術革新に主体的に対応できる能力と態度をはぐくみます。

・陶芸分野実習(例)
 ろくろ成形/たたら成形/よりこづくり(粘土をひも状にして積み上げて成形する方法)

・科学的な実習(例)
 物質の重さと大きさの関係や熱を加えたときの変化についての実験
 釉薬(ガラス)やファインセラミックス、超伝導体の試作

情報技術基礎

 情報技術に関する知識と技術を習得し、各分野において情報及び情報手段を主体的に活用する能力と態度をはぐくみます。

 

セラミック工業

 セラミック工業に関する知識と技術を習得し、実際に活用する能力と態度をはぐくみます。原料の性質を知り、陶磁器(やきもの)やガラス、ほうろう、耐火物等について理解を深めます。

 

ろくろ実習


計測実習


3Dグラフィックス