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特色

空気・水・大地  守ろう地球

 水や大気,土壌など私たちにとって大切な環境を守る技術を学び,
その基本となる化学技術を学習します。
また,バイオテクノロジーの基礎,コンピュータの活用についても学びます。
技術と環境の共生を考える幅広い技術者の育成を目指しています。



  環境技術科では基本的な化学の勉強からいろいろな環境や化学に関する実習まで、様々なことを学習しています。

 1年生のときはパックテストを使い酸性雨の調査を行います。簡単なので家でも手軽に行えます。また廃油からせっけんを作る実習を行います。作ったせっけんは、家で使うことができるので自分が作ったせっけんの効果がよくわかります。

 2年生では内容がより専門的になります。実習では光電比色計を用いて溶液にどんなものが溶けているか、どれだけ溶けているかを調べる方法を勉強します。このほかにも中和滴定なども行い、環境分析方法について勉強していきます。

 3年生では課題研究があり、自分たちでテーマを決めて1年間かけて研究を行っていきます。化学を利用したものづくりや保育園・幼稚園・小学校への出前授業を行うなど、いろいろなテーマに取り組んでいます。
 
 環境技術科では、このほかにも多くの授業・実習や行事があります。また資格取得などのたくさんのことを勉強・経験することができます。

 

実習風景

 

 

  土壌微生物の培養

土壌に住む菌を取り出し、タンパク質とでんぷんを分解する菌がいるかどうかを培養して見る実験です。
  pHと指示薬

フェノールフタレインやメチルオレンジ、紫キャベツに含まれるアントシアニンなどの様々な指示薬を用いて、変色域を見る実験です。 
  中和滴定
濃度が分からない酸に対して、濃度が分かってる塩基を少しずつ加えることで、未知の酸の濃度を決定するための滴定です。
   シーケンサ
シーケンサーとは電磁リレーをスイッチとして利用し機械制御するための装置です。電気回路を理解するための実習です。
  CAD実習
3DCADを用いて機械部品の3DCAD図面の作成します。

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